乳首をピンクにする方法でアットノン!これって本当?
2017.10.18
乳首の黒ずみは女性の最大の悩みです。
レーザー治療は高いし出来ることなら安く手軽に乳首をピンクにしたい!とは誰もが思っていること。
でも見た目も悪く、彼氏や異性からの印象も気なってしまうので目立たないようにしたいですよね。
そこで、乳首をピンクにする方法を検索すると出てくるのが「アットノン」という医薬品です。
アットノンといえば傷ややけどに効果のある有名な外用薬ですが、これがなぜちくびの黒い部分に効果があると言われているのでしょうか?
今回は、アットノンでちくびが本当にピンクになるのかについて調べてみたので、気になっていた方はぜひ記事の情報を参考に試してみてください。
アットノンに含まれている成分と効果

第2類医薬品なので、医師の処方がなくてもドラッグストアやインターネット通販で誰でも気軽に購入することが出来ます。
アットノンには3つの有効成分が含まれていて、それぞれ皮膚に対して効果を発揮します。
成分1:ヘパリン類似物質
アットノンに含まれる最大の有効成分がこのヘパリン類似物質になります。
1:水分保持作用
毛・汗腺・皮脂腺が欠如しているため、乾燥しやすくなっている傷跡にアプローチして、患部に水分を保持する効き目があります。
さらに、表皮に存在する角質に保湿と柔軟を取り戻す作用も持っています。
2:抗炎症作用
傷跡は真皮の中では慢性的に炎症が起こっている状態です。
そのためヘパリン類似物質が、炎症を沈めて皮膚が持つ本来の正常機能を回復させてくれます。
3:血行促進作用
皮膚組織の血行を促進して、皮膚の環境を整え肌のターンオーバー機能の改善にも効くのです。
成分2:グリチルリチン酸
グリチルリチン酸は、抗炎症作用に優れている成分で、ニキビケア商品や薬にもよく使用されています。
傷跡で起きている炎症を沈めて治癒を促進する効果があります。
成分3:アラントイン
損傷してしまい、荒れたり、ひび割れた皮膚の組織の修復をしてくれる作用があります。
アットノンがなぜ乳首をピンクにしてくれるのか?

その理由は上記で説明したアットノンの効果にあります。
ちくびの黒ずみの原因のほとんどは「メラニン色素」で、ターンオーバー機能促進することによって蓄積されたメラニンが排出されます。
アットノンは長期間塗ることによって、肌の新陳代謝を促進して、ターンオーバー機能をサポートしてくれる効果があるので、これが乳首の黒ずみを改善してくれるということで、効果があるといわれているようです。
あと黒ずみをさらに発生させないためには、乾燥対策が必要になります。
アットノンにはヘパリン類似物質が含まれているため、この乾燥対策も可能なのでさらに効果が実感できるのではないかと考えられています。
しかし、やはり黒ずみには「美白成分」が欠かせないので、美白成分が全く入っていないアットノンでは乳首をピンクにすることは不可能に近いです。
さらに乳首は元から黒く、色素沈着も激しいため、排出しきるのはかなり困難になります。
アットノンは肌が敏感な部分には注意!

実はアットノンの使用説明書には、デリケートゾーンや乳首に使用可能ということは一切書いてありません。
さらに粘膜(口腔・鼻腔・膣等)には使用禁止と書いてあります。
粘膜はもちろんのこと、デリケートゾーンや乳首は皮膚がとても弱くアットノンは刺激が強すぎるのです。
そのため普段よりも副作用が起こりやすくなってしまい肌トラブルの原因になります。
そもそも、アットノンは乳首の黒ずみ解消で作られた商品ではありません。
使用禁止とは書かれていませんが、完全自己責任で使用してください。
刺激が強すぎると逆に黒ずみを悪化させてしまう可能性があります。
アットノンはどこで購入できる?
アットノンはドラッグストアやインターネットの通販サイトから気軽に購入することが出来ます。
アットノンには4種類あります。
1.アットノンEX クリームタイプ

出典 : https://www.kobayashi.co.jp/
15g:1,404円
アットノンのクリームタイプになっています。
クリームタイプなのにべた付かない、でもしっとりとした使い心地となっていて、多くの方がこのタイプを購入しています。
肌に優しいので、子供にも安心して使うことが出来ます。
2.アットノンEX コンシーラータイプ

出典 : https://www.kobayashi.co.jp/
10g:1,404円
コンシーラータイプで肌色のクリームになっているので、半袖やショートパンツを履いている時に、傷を隠しながらケアすることが出来ます。
特に女性に人気のタイプになっています。
3.アットノン ローション

出典 : https://www.kobayashi.co.jp/
25g:1,728円
広範囲で塗れるので、範囲の広いやけどや傷跡にも塗りやすい設計になっています。
虫刺されや乾燥による痒みにも効果があり、伸びが良く肌にもよく馴染みます。
アットノンの製品の中で一番内容量が含まれているものになります。
今はこの3つが販売されています。
実はこの他にアットノンEX ジェルタイプが販売されていましたが、今現在は製造を中止していて、在庫がなくなり次第販売終了と小林製薬のホームページに書いてありました。
アットノンには副作用がある
アットノンは子供も使用出来るので副作用の心配はほとんどありません。
しかし中には副作用を感じている方もいます。
もし使用しているときに
- 発疹、発赤
- かゆみ
- 腫れ
このような症状が出たらすぐ中止して医療機関を受診しましょう。
特に乳首で使用する時は、乳首は皮膚が薄く副作用も出やすい傾向にあります。
同じ小林製薬から出ている「ケシミン」は?

同じ小林製薬から販売されている「ケシミン」は知っていますか?
これは顔のシミを消す効果があり、シミも色素沈着が原因だから、こっちの方が乳首の黒ずみには効果があるかも!と思っている方も多いと思います。
使い方も簡単なので人気ですが、ケシミンに含まれる最大の有効成分「ビタミンC誘導体」です。
ビタミンC誘導体には、メラニンを抑える効果があり、黒ずみ対策商品でもよく使用されています。
しかし今ある黒ずみから進行させない効果はありますが、「色素沈着」落とす効果はありません。
乳首はもともと色が濃く、メラニン色素の沈着も激しいためケシミンでは乳首をピンクに変化することはかなり困難です。
その上、ケシミンもアットノン同様にデリケートゾーンや敏感な肌の使用が可能とも書かれていません。
アットノンやケシミンで効果は期待できない

「アットノンやケシミンで乳首をピンクにすることは困難」
ということを前もってお伝えしておきます。
- 美白成分が含まれていない
- 黒ずみには効果がありそうだが、色素沈着を激しく起こしている乳首には効果は実感しにくい
- 乳首は肌が敏感なため、使用をしていいとも記載していないし、副作用が起こりやすい部分でもある
以上3つの点から乳首の黒ずみを解決するのは困難、むしろ勝手に乳首に使用するのは危険ということがわかりました。
たしかにレーザー治療や美容皮膚科で専用の塗り薬をもらうよりは圧倒的に価格も安いですが、魅力なのはその安さだけです。
しっかりピンク色にしたいという方は、皮膚科で治療を受けるか、ちくび専用のクリームの使用をおすすめします。
まとめ

今回はアットノンでちくびが本当にピンクになるのかということについて紹介しました。
文章を読んでわかる通り、かなり難しいということがわかりましたね。
自己判断で使用して後でちくびに炎症が起こってしまったら大変です。
アットノンや傷跡や火傷跡というように本来の使用方法で続けて使用し、乳首の黒ずみには専用の商品を使うのが良いでしょう。